ネットでも【ステロイド】について話題になっていますね!
皮膚に塗る薬だけでなく、オリンピックなどの選手であれば『ドーピング』に使われるものとしてもステロイドは有名です。
タイトルに関してはたまーにお客様に聞かれるので、まとめて解説していきます😁
まず、筋肉を効率的に増やす成分として「アナボリックステロイド」という筋肉増強剤がよく挙げられます、ですが、筋肉増強剤と筋トレをサポートするサプリメントは全く違うものです!
筋肉増強剤は男性ホルモンに働きかけて筋肉を作り出すもので、筋肉を作る補助的な役割を果たすサプリメントに比べて効果が高く、筋肉を増やすのに手軽な手段として選ばれますが、アナボリックステロイドは薬事法によって管理される医薬品です。効果が高い分、さまざまな副作用を伴うので、自己判断での使用は大変危険です❌
副作用もなく安全性の高い、サプリメントを選ぶようにしましょう。
オススメするサプリメント
EAA(BCAA)
筋肉を構成する約80%がタンパク質であることは広く知られていますし事実として筋トレをして筋肉を太くするにはタンパク質の摂取が必須です。タンパク質は体内で分解されてアミノ酸となり、新たな筋肉を合成するのに使われたり、エネルギーとして利用されたりします。流行りのプロテインもそのタンパク質です。
EAAとは体内では作られず、食事などで外から摂取しなければならない9種類の必須アミノ酸の総称です。タンパク質をそのまま摂るよりも、アミノ酸の状態になった成分を摂取することで、効率よく体内に吸収させて筋肉の合成などに働かせることができます。
また9種類の必須アミノ酸のうち、特に筋トレでダメージを受けた際の筋肉の分解を防いでくれたり、筋肉の超回復を促進してくれたりなど、筋肉作りに大きく関与しているバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類を「BCAA」と呼びます。
HMB
そしてBCAAの中でも最も筋肉組成に欠かせないのが「ロイシン」です。HMBとはロイシンが体内で自然に分解されてできる代謝物質「β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸」の略称です。体内で代謝されて「HMB」になってはじめて効率的に体内に吸収されます。
トレーニングで筋肉に負荷をかけることによって筋繊維がダメージを受け、超回復が行われる際にEAAやBCAAによって修復・増強されますが、違いとしてはHMBは筋肉が分解されるのを抑制し、BCAAよりも素早く筋肉の修復を補助するという働きを持つことです。
クレアチン
クレアチンはアルギニン、グリシン、メチオニンといった3種類のアミノ酸から構成されている物質で、肝臓や腎臓、膵臓で作られており、およそ95%が骨格筋内、他にも脳や神経細胞にも存在して、絶えず体を動かすためのエネルギーを作り出しています。
クレアチンを摂取することにより、運動時に消費されたエネルギーを補い、素早くエネルギーを復活させる効果があり、高強度なトレーニングを持続するエネルギーを作り出すので、瞬発力アップ・持久力アップ・筋肉量アップ・回復速度アップにもつなげてくれます。
効率良く(なるべく早く)結果を出したい人にはオススメですが、はっきり言うと『食事で摂取するのが理想です!』
無理なく、少しずつ始めてみましょう✨