「この年齢から始めても、もう遅いでしょうか」
「膝が不安なので、運動していいのか分かりません」
50代の方からいただく質問は、だいたいこの2つです。年齢のことと、体の不安のこと。
結論から言うと、遅くありません。 そして、膝や腰に不安がある方こそ、筋肉をつけることが守りになります。ただし、今まさに痛みがある場合は、運動より先に医療機関の判断が必要です。ここだけは、はっきり線を引かせてください。
この記事では、50代から始める時に何から手をつけるのか、そして何を避けるべきかをお話しします。
パーソナルトレーニングジムALES 代表トレーナー。元リハビリテーション科の医療従事者で、パーソナルジム経営8年目・累計500名以上を指導。京急川崎駅徒歩1分のALESで、運動が苦手な方やリバウンドを経験した方のダイエットを「60点で続ける」やり方でサポートしています。
※記事の作成にはAIを補助的に使い、ALESの指導方針にもとづいて編集しています。
この記事の目次
結論:何歳からでも体は変わります
この記事の要点
- ALESでいちばん多くいただく言葉が「もっと早く始めればよかった」です
- 膝や腰の不安は、始めない理由ではなく、やり方を変える理由です
- 痛みがある・治療中・服薬中の場合は、医療機関の判断が先になります
僕は年齢や体力で線を引くことをしません。これは、うちの方針として決めていることです。
実際、ALESのお客様からいただく言葉で一番多いのが「もっと早く始めればよかった」です。裏を返せば、始める前はみなさん「もう遅いかも」と思っていたということなんですよね。
50代は、代謝の変化や体の不調が重なりやすい時期です。でも、だからこそ筋肉をつけておく意味があります。守るためのトレーニングという位置づけです。
50代から始める時に、押さえておきたいこと
目的は「一生歩ける体」に置く
数字の目標だけを置くと、うまくいかない時期に心が折れます。
それより、階段が楽になった、旅行で歩き通せた、こういう変化のほうが50代からの筋トレでは効いてきます。体重より、生活のしやすさを目標に入れておくと、続きやすくなります。
重量よりフォームを優先する
若い頃のイメージで重いものを持とうとすると、まず痛めます。怪我をしてまでやる必要は、まったくありません。
僕が見ているのは重さではなく、フォームと、その動きを狙った場所で受けられているかです。軽くても、効かせ方が合っていれば体は変わります。
脚から鍛える
僕がおすすめしているのはスクワットです。大きな筋肉を使うので効率がよく、脚とお尻を鍛えることは膝を守ることにもつながります。
ここでよくある誤解が「膝をつま先より前に出してはいけない」というものです。これは全員に当てはまる決まりではありません。骨格によって自然な形は違うので、大事なのは膝とつま先の向きをそろえることのほうです。1人でやると崩れやすい種目なので、最初だけ見てもらうのは意味があります。
休む日を先に入れる
筋肉は、動かした日ではなく休んでいる間に育ちます。同じ部位を毎日やるのは逆効果です。
今日やった筋トレが体に定着してくるのは3ヶ月後くらいです。焦らなくて大丈夫です。
医療とジムの線引き(ここは正直にお伝えします)
これは、はっきりさせておきたいところです。
- 今、痛みがある → 先に医療機関へ。原因が分からないまま動かさない
- 治療中・通院中・薬を飲んでいる → 運動の可否と範囲を、主治医に確認してから
- しびれがある・力が入りにくい → 自己判断で運動しない
- 痛みはないが、不安な場所がある → 事前に伝えたうえで、避ける動きを決めて進める
僕は元リハビリテーション科の医療従事者ですが、ジムは治療の場所ではありません。診断や治療はできません。 できるのは、医療の判断が出たあとに、その範囲で安全に動かすことです。ここを曖昧にするジムは、少し慎重に見たほうがいいと思っています。
よくある勘違い
勘違い1:痩せてから運動を始めたほうがいい
順番は逆で大丈夫です。今の状態のまま来てもらったほうが、こちらも合わせやすいです。準備を待っているうちに時間だけが過ぎるのは、よくあるパターンです。
勘違い2:きつくないと意味がない
きつさと効果は比例しません。特にこの年代では、回復の時間のほうが重要になります。
勘違い3:筋トレすると体が大きくなる
女性がボディビルダーのような体になるには、毎日数時間のトレーニングと特殊な食事が必要です。通常のトレーニングで目指せるのは、引き締まってメリハリのあるラインのほうです。
今日からできること
| 順番 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| ① | 気になる場所を全部書き出す | 膝・腰・肩・足のうら。痛みの有無も分けて書く |
| ② | 痛みがあるものは医療機関へ | ここを飛ばさない。診断が出てから動かす |
| ③ | 生活の目標を1つ決める | 「階段」「旅行」「孫と歩く」など、数字以外で |
| ④ | 食事は空腹の時間から見直す | 深夜に食べる形になっていないか |
| ⑤ | 動くのは最後 | 軽い負荷・短い時間から。増やすのは続いてから |
④について補足させてください。夜に疲れて寝てしまい、深夜に起きてから食べる。この形になっている方は、50代に限らず多いです。空腹の時間が長いと筋肉が分解されやすく、そのあとの食べすぎにもつながります。まずは夕方に1つ軽く入れるところからで大丈夫です。
ALESの現場では:できない動きを前提に組みます
ALESに通う方の8割は運動が未経験です。50代・60代の方も普通に通われています。
無料体験は約120分で、体を動かすのは約60分です。残りはお話を聞く時間とご説明の時間に使っています。最初にうかがうのは体力テストの結果ではなく、お仕事の時間帯、生活のリズム、体で気になる場所、そして前はなぜ続かなかったのかです。
体を動かすパートも、その日の状態に合わせた負荷から始めます。できないことがあるのは当たり前で、恥ずかしいことではありません。フォームが崩れたらその場で止めますし、痛みが出そうなら種目ごと変えます。できない動きを前提に組めることが、マンツーマンのいちばんの意味です。
そして僕は、年齢を理由に提案を変えることはしても、諦めさせることはしません。うちは「本気の人だけ来てください」という線引きをしないジムです。迷ったまま来ていただいて大丈夫ですし、相談だけでも構いません。来ただけで偉いです、と本気で思っています。
完全個室なので、周りの目も気になりません。京急川崎駅徒歩1分、朝7時から夜23時まで(最終のご予約開始は22時)営業しています(不定休)。平日の昼の時間帯は比較的ゆったりしています。
よくある質問
Q. 50代からでも体は変わりますか?
変わります。うちで一番多くいただく言葉が「もっと早く始めればよかった」です。結果には個人差がありますが、年齢で線を引くことはしていません。
Q. 膝が痛いのですが、できますか?
今まさに痛みがある場合は、まず医療機関に相談してください。診断が出て、運動してよい範囲が分かれば、その範囲で進められます。
Q. 筋トレをすると膝に悪いのでは?
脚やお尻の筋肉をつけることは、膝を支えることにつながります。ただし、やり方を間違えると負担になるので、そこは一緒に確認しながら進めます。
Q. 体力がなく、途中で動けなくなりそうです
途中で止めて大丈夫です。回数もペースもその場で調整します。次も来られる状態で帰っていただくことを優先しています。
Q. 更年期の影響で、前より痩せにくくなった気がします
体の変化が重なる時期なので、以前と同じやり方が合わなくなることはあります。体調に不安がある場合は、医療機関にも相談しながら進めてください。
まとめ
- 50代からでも遅くありません。うちで一番多い言葉が「もっと早く始めればよかった」です
- 膝や腰の不安は、やり方を変える理由。ただし痛みがある時は医療機関の判断が先です
- 重量よりフォーム、目標は体重より「一生歩ける体」に置いてください
始めるのが遅すぎることは、ないと思っています。不安な場所があるなら、それも含めて話しに来てください。一緒に整えていきましょう。
