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2026.10.02

スクワットの正しいやり方|膝はつま先より前に出ていい?

「スクワットって、膝をつま先より前に出しちゃダメなんですよね?」
「やってみたら膝が痛くなりそうで、怖くてできません」

体験に来られる方から、よくいただく質問です。スクワットは知っていても、やり方に自信がないという方はとても多いです。

結論から言うと、膝がつま先より前に出ること自体は、全員にとってのNGではありません。 大事なのは、膝とつま先の向きをそろえること、そして痛みが出る動きをしないことです。

この記事では、スクワットの正しいやり方と、膝が心配な方が気をつけたいことをお話しします。

この記事を書いた人:高橋 峻(かいり)
パーソナルトレーニングジムALES 代表トレーナー。元リハビリテーション科の医療従事者で、パーソナルジム経営8年目・累計500名以上を指導。京急川崎駅徒歩1分のALESで、運動が苦手な方やリバウンドを経験した方のダイエットを「60点で続ける」やり方でサポートしています。
※記事の作成にはAIを補助的に使い、ALESの指導方針にもとづいて編集しています。

結論:見るのは「膝の位置」より「膝とつま先の向き」

この記事の要点

  • 「膝をつま先より前に出してはいけない」は、全員に当てはまる決まりではありません
  • 大事なのは、膝とつま先を同じ向きにそろえることです
  • 回数や重さより、正しい形でできているかを優先します

僕がスクワットをすすめる理由はシンプルです。脚とお尻という大きな筋肉をまとめて使えるので、効率がいいからです。

ただ、スクワットには「膝を前に出すな」という話がセットでついてきがちです。これを守ろうとして、かえって不自然な姿勢になっている方をたくさん見てきました。

人の骨格は、一人ひとり違います。脚の長さや足首のかたさによって、自然に膝が前に出る方もいます。骨格に合った自然な形で、膝とつま先の向きがそろっていること。 僕が見ているのは、そこです。

なぜ「膝を前に出すな」が広まったのか

膝への負担を心配する気持ちから

もともとは、膝を守るための注意として広まったものだと思います。膝が不安な方にとっては、わかりやすい目安だったんですよね。

気持ちはよくわかります。僕自身、膝の痛みを経験しているので、膝をかばいたくなる感覚は他人事ではありません。

無理に止めると、別の場所に負担が行く

ただ、膝を前に出さないことだけを意識すると、上半身を大きく前に倒したり、お尻だけを極端に後ろへ引いたりしがちです。

体は、どこか1か所の動きを止めると、ほかの場所で帳尻を合わせようとします。膝を守ろうとして、腰がつらくなる。これでは本末転倒なんですよね、悲しいけど。

本当に避けたいのは「膝が内側に入る」形

僕がそれよりも気にしているのは、しゃがんだ時や立ち上がる時に、膝が内側に入ってしまう形です。つま先は外を向いているのに、膝だけが内側に向いている。

膝とつま先の向きがずれた状態でくり返すほうが、膝にとってはよくないと僕は考えています。だから、「前に出るか」より「向きがそろっているか」を見ます。

よくある勘違い:「深くやるほど効く」「毎日やるほどいい」

勘違い1:深くしゃがむほど効果がある

深さは、その人の体によって違います。痛みや引っかかりを感じる深さまで下げる必要はありません。まずは、正しい形を保てる範囲で十分です。

勘違い2:回数をこなすほどいい

回数を増やすと、後半はほぼ確実に形が崩れます。崩れた形で回数を重ねるより、正しい形で少ない回数のほうが、体にはずっと意味があります。

勘違い3:筋肉痛がないと効いていない

筋肉痛の出方には個人差があります。痛いほど効いている、というものではありません。怪我をしてまでやる必要はありません。

勘違い4:スクワットをすると脚が太くなる

女性の方からよく聞く心配です。普通のトレーニングで、ボディビルダーのような脚になることはまずありません。なれるのは、引き締まったメリハリのある脚です。

今日からできること:スクワットの基本の手順

まずは、何も持たずに自分の体重だけで練習してください。

順番やることチェックするところ
①足を肩幅くらいに開いて立つつま先は少しだけ外向きでOK
②膝とつま先の向きを確認する膝がつま先と同じ方向を向いているか
③椅子に座るように、お尻を少し後ろへ下ろす背中を丸めすぎない
④痛みのない深さで止める無理に深くしない
⑤足の裏全体で床を押して立ち上がる膝が内側に入っていないか
⑥形が崩れる手前でやめる回数は決めつけない

不安な方は、後ろに椅子を置いて、軽くお尻が触れたら立ち上がる形から始めると安心です。鏡の前でやると、膝の向きも確認しやすくなります。

回数は、形が崩れる手前まで。 最初はそれで十分です。今日やった筋トレが体に定着するのは3ヶ月後と僕はお伝えしているので、少しずつ続けることのほうを大事にしてください。

なお、今まさに膝や腰に痛みがある方、治療中の方、医師から運動の制限を受けている方は、先に医療機関で相談してください。痛みをがまんしてやるものではありません。

ALESの現場では:最初のスクワットは「確認」から始めます

ALESに通う方の8割は運動が未経験で、9割は運動が大嫌いです(笑)。だから、いきなり重りを持ってスクワットをすることはありません。

最初にやるのは、今の体の確認です。膝や腰に不安があるか、過去にけがをしたことがあるか、しゃがむとどこがつらいか。僕はリハビリ科で働いていた経験があるので、ここはていねいに聞いています。

そのうえで、その人の骨格に合った足幅や深さを一緒に探します。「膝を前に出すな」と一律に言うことはしません。 膝とつま先の向きがそろっているかを、横で見ながら声をかけていきます。

スクワットは、1人でやると崩れやすい種目です。自分では正しくできているつもりでも、横から見ると膝が内側に入っていることはよくあります。最初の数回だけでも見てもらう意味は、ここにあります。

体験でも、同じ流れです。無理な重さや回数をやってもらうことはありませんし、ついていけなくて恥ずかしい思いをすることもありません。完全個室なので、ほかの人の目も気になりません。できる範囲から始めれば大丈夫です。

よくある質問

Q. スクワットをすると膝が痛くなりませんか?

膝とつま先の向きがそろっていて、痛みの出ない深さで行うことが、膝に無理をかけないための基本です。やっている最中に痛みが出たら、その日はそこでやめてください。痛みが続く場合は医療機関に相談してください。

Q. 何回やればいいですか?

決まった回数はありません。正しい形を保てる回数が、今のあなたの回数です。慣れてきたら少しずつ増やしていけば大丈夫です。

Q. 毎日やったほうがいいですか?

毎日である必要はありません。回数や頻度より、やめずに続けられるペースのほうが大事です。疲れが残っている日は休んでください。

Q. 運動がまったく初めてでもできますか?

できます。椅子を使った形から始めれば、運動が初めての方でも取り組みやすいです。1人で頑張らなくていいので、最初は見てもらうのがおすすめです。

まとめ

  • 膝がつま先より前に出ること自体は、全員にとってのNGではありません
  • 大事なのは、膝とつま先の向きをそろえること。痛みの出る深さまでは下げません
  • 回数より形が優先です。崩れる手前でやめて、少しずつ続けましょう

スクワットは、正しい形さえ押さえれば、運動が苦手な方にも取り組みやすい種目です。膝が不安な方も、まずは今の体を確かめるところから、一緒に整えていきましょう。

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