第3弾です!
「DIT」とは食事誘導性体熱産生のことです。
意外な事にも、人が食事をすることにより発生するエネルギー消費も立派な代謝活動の一つです。
このDIT(食事誘導性体熱産生)、実は1日の代謝量の約10%を占めていると言われているんです。
私たちが食事を摂ると、体内に吸収された栄養素は分解され消化・代謝などに使われる熱を発生します。
食事をすると体が暖かくなる感覚ってありませんか??
また、DIT(食事誘導性体熱産生)による消費エネルギーは、糖質が6%、脂質が4%、タンパク質が30\%で、蛋白質が最も多くなります。
なので、ダイエット中は糖質や脂質よりも、タンパク質を摂取した方が効率的ということがお分かり頂けたかと思います。
また、ここ近年では「食べないダイエットより、しっかり食べてダイエットをしましょう!」という言葉を耳にしますが、それもこのDIT(食事誘導性体熱産生)が起因していたわけですね。
■まとめ
今回は「代謝」についてお伝えさせていただきました。
今回の内容をざっくりまとめると
代謝は主に
①基礎代謝
②生活活動代謝
③DIT(食事誘導性体熱産生)
の3種類に分類され、それぞれの代謝エネルギー消費の比率は
①基礎代謝:約60%
②生活活動代謝:約20%~30%
③DIT(食事誘導性体熱産生):約20%~10%
です。
この「代謝」を理解することは、どんな目的の方でも必ず役に立つはずです!
運動だけでなくもっと聞きたい!という人もぜひお越しくださいね。