「ひきわり納豆」と「粒納豆」、どちらの栄養価が高い?
スーパーに並ぶ納豆は大きく2種類。ひきわり納豆と粒納豆です。実は、種類によって栄養価は異なるのです。摂りたい栄養に応じて選ぶのもいいですね。
■ひきわり納豆・・・ビタミンKが粒納豆の1.5倍含まれる。大豆の皮を取り除き、細かく砕いてから発酵させるため納豆菌が付着する面積が多く、粒納豆よりうまみが多い。
■粒納豆・・・「大粒/中粒/小粒/極小粒」など、粒の大きさがさまざまある。大豆の皮がついたまま発酵させるので食物繊維が多く、ひきわり納豆の製造過程で溶けだしてしまうミネラル類も含んでいるので、足をつりやすい方にオススメ。
納豆菌は繁殖力が非常に強く、40〜50度の適温適湿になると増殖が活発になります。 芽胞を持つ納豆菌は熱や酸に非常に強い耐性をもっているため、胃酸に負けず、胃をらくらく通過し、生きたまま腸まで届いて勢いよく増殖します。乳酸菌など腸内環境に良いとされる菌は、胃酸に弱く、腸まで届くことが難しいとされています。
一方、生きたまま腸まで届いた納豆菌は、下痢や便秘の原因となる悪玉菌をやっつけたり、善玉菌を増やしたりする働きをします。また、もともと体内に棲んでいるビフィズス菌や乳酸菌と相性が良く、サポートする優れた働きをしてくれるのです。
食べるタイミングとしては上で説明した通り、朝は胃酸が強いので、朝1番にヨーグルトを食べても乳酸菌やビフィズス菌の吸収率が低くなってしまう為、納豆を食べてからお昼や夜にヨーグルトを食べる方が抜群に腸内環境が改善されるので試してみてくださいね!